水の利用に関する取組み|ESG|日本プロロジスリート投資法人

Nippon Prologis REIT, Inc.ESG

水の利用に関する取組み

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水の利用に関する方針

一般的に、物流施設の水の使用量は他のタイプの建物に比べてそれほど多くないと言われていますが、プロロジス・グループは水資源を適切に使用し管理することの重要性を十分に認識しており、またその取組みがカスタマーの就労環境やビジネスの収益性の向上に資すると考えています。施設の設計においては、雨水の再利用や水使用量を削減できる設備の導入などを検討し、可能な限り実施又は導入しています。本投資法人の保有物件においても、節水トイレ・自動センサー付きの蛇口を備えた洗面台・雨水の再利用を可能とする設備など、多くの物件において節水機能が備わっています。また、より一層の節水を可能とするような新技術についても探求し続けており、カスタマーの水道光熱費の削減に取り組んでいます。

水使用量の削減に向けた取組みの一例

施設における水の再利用

プロロジスパーク成田1における取組みとして、雨水を集積して防災用井戸に貯蓄しています。災害などで水や電力の供給が止まった際の非常時に活用することができます。

また、プロロジスパーク大阪4においては、工業用水を廃棄せずに植栽用に活用する取組みも行っています。

水使用効率の改善

プロロジス・グループは、管理会社と協力して施設内に節水タイマーを設置し、水使用量を大幅に削減するよう取り組んでいます。また、新規物件開発又は既存施設をリニューアルする際には、水量を自動的に調整して効率的に節水できるトイレを導入しています。

例えば、プロロジパーク京田辺において導入されたトイレでは、以下の通り、従来型の設備と比べて水使用量の削減を実現しました。

腰掛便器 水洗1回当たり 8.0リットル → 5.0リットル
小便器 水洗1回当たり 1.6リットル → 0.8リットル

更にプロロジス・グループは、ワックス不要の床用ビニールタイルシート、防塵カーペット、最新の保護技術でコーティングされた壁や便器用のラミネートフィルムなど、メンテナンス不要で持続性の高い素材を調達し活用することで、施設の管理運営コストや修繕コストの削減に取り組んでいます。